この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
数年間にわたり,BitTorrentを使用して動画の違法ダウンロードを繰り返しておられた方です。突然,契約しているプロバイダから発信者情報開示請求をされている旨の連絡と,「意見照会書」「回答書」といった書面が届き,非常に不安を感じておられました。
解決への流れ
オンライン相談で色々不安な点をご質問いただいたため,大枠と共に個別の疑問についてもご回答したところ,だいぶ落ち着かれたご様子でした。受任後1ヶ月程度で著作権者との示談が成立しました。依頼者は,BitTorrentで違法ダウンロードをしていた期間が長いため,今回の示談が終わってもまた開示請求されるんじゃないかと不安に思われていましたが,この点についても妥当な解決を図ることができました。
BitTorrentの加害者側事件を多数扱っておりますが,上の依頼者の方が不安に思っていたように,実際に同じ方に複数回の発信者情報開示請求がされることは珍しくありません。当所が受任した場合にはこうした場合であっても依頼者の負担をなるべく減らせるよう,相手方とも交渉しますし,我々の提供するサービス・費用面でも工夫をしています。不安に思われたら,お気軽にご相談ください。