この事例の依頼主
50代 女性
相談前の状況
長男は相続分が4分の1であるにもかかわらず、4分の3相当の相続分を主張してきた。また、遺産についても通帳等を全部開示しなかった。
解決への流れ
預金通帳については、弁護士会の照会制度で預金残高を確認できた。その後交渉により、法定相続分通り、依頼者側が4分の3相当の財産を受けとるという内容で遺産分割協議が成立した。
50代 女性
長男は相続分が4分の1であるにもかかわらず、4分の3相当の相続分を主張してきた。また、遺産についても通帳等を全部開示しなかった。
預金通帳については、弁護士会の照会制度で預金残高を確認できた。その後交渉により、法定相続分通り、依頼者側が4分の3相当の財産を受けとるという内容で遺産分割協議が成立した。
田舎の方では、依然、長男が財産を全部引き継ぐという意識があるようです。本件もそのような認識で相手方の長男が財産を全部引き継ごうとしていました。しかし、法律上は兄弟姉妹の法定相続分は等分ですので、そのことを理解してもらい、交渉で解決することができました。