犯罪・刑事事件の解決事例
#過失割合

ドライブレコーダーも無く双方の言い分が食い違っていたが当方の主張が認められた事案

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加藤 純介 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人愛知総合法律事務所岐阜大垣事務所
所在地岐阜県 大垣市

この事例の依頼主

50代 女性

相談前の状況

カーブになっている道路で相手方車両がセンターラインを越えてこちらの車両にぶつかった,という事案でしたが,相手方はあくまでセンターラインを越えたのはこちらの相談者様だ,という主張を崩しておらず,話し合いは平行線となっておりました。

解決への流れ

詳しい事情をお聴き取りさせて頂くなかで,ドライブレコーダー映像のような直接的な証拠こそ無いものの,①双方車両の接触箇所,②車の損傷状況から分かる衝撃のかかった角度,③事故後の警察への応対方法等から,当方の言い分が正しいことが客観的にも明らかとなりました。話し合いは平行線となり裁判に進まざるを得ない結果とはなりましたが,最終的に裁判所も当方の言い分を認めてくれ,相手方の一方的な過失であることを前提とした内容で,裁判所における話し合いにより解決することが出来ました。

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加藤 純介 弁護士からのコメント

交通事故において,お互いの言い分が食い違うことは多々あります。特に,停まっていたか動いていたか,ということに関して言い分が食い違うこと等は多々あります。ドライブレコーダー映像があれば確実ですが,無い場合でも,今回のケースのように(今回のケースは動いていたかどうかが争いとなってはいませんが)双方の車両に残った損傷状況を分析することで,どのような角度でぶつかったのか,双方が動いていたのか片方のみが動いていたのか,といったことが客観的に明らかになることもあります。また,事故後のやり取り等含め,小さな手がかりをつなぎ合わせることで,言い分をしっかりと認めてもらえることもあります。過失割合が問題になる事故に関しては,どのような点が手掛かりになるか分かりません。まずは一度お気軽にご相談頂ければ幸いです。