この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
若い女性の方から人身事故の損害賠償示談交渉の依頼を受けました。最初の段階では、後遺障害等級12級の認定がなされ、それに異議を申し立てました。この際、公立病院の脳神経外科医師による詳細な診察と診断を取り入れました。
解決への流れ
その結果、高次脳機能障害が判明し、後遺障害等級が他の障害と併合して6級に大幅に上昇しました。この成果により、示談交渉において5000万円を超える賠償金の合意が得られました。後遺障害の事前認定を巡るケースは珍しいものではありませんが、ここまで劇的な結果をもたらすケースは初めてでした。
交通事故損害賠償の示談交渉において、損害計算の基準は自賠責保険や損保会社の基準とは異なります。通常、我々弁護士は「赤本基準」と呼ばれる基準を使用し、それは裁判基準としても用いられます。このため、事案や傷害の程度に応じて異なりますが、多くのケースで依頼者の賠償金が増額することが観察されています。近年では、弁護士特約が保険契約に導入され、300万円（法律相談料10万円を含む）までの弁護士費用が損害保険会社によって負担されるケースが増えています。したがって、弁護士に相談することによって依頼者が負担する弁護士費用の心配をする必要はありません。お気軽にご相談ください。私たちは誠意をもって、最善の結果を追求します。