この事例の依頼主
男性
相談前の状況
ご依頼者は父を亡くされ、ご自身と弟が相続人でした。もっとも、相続人はお2人とも仕事で忙しく、手間がかかる預金の名義変更や相続税申告にかけられる時間はないとのことで、相続手続全般の代行を弁護士に依頼されました。預金はお2人で平等に分け合うということが決まっており、何も争いやトラブルはありませんでした。
解決への流れ
弁護士が相続手続に必要な戸籍全てを最短期間で取り寄せ、遺産分割協議書も作成しました。そして、多数あった預金について、各金融機関が定める相続手続を同時並行で終えていきました。相続税申告は税理士をご紹介しましたが、状況の説明や必要書類の引継ぎは全て弁護士が窓口となりました。最終的にご依頼者兄弟にご協力いただいたことは、遺産分割協議書への署名捺印と印鑑登録証明書などのご準備、相続税の納付程度で、あとはお待ちいただいているだけで最短で全ての手続を終えられました。
揉め事・争いになっているときだけが弁護士の出番ではありません。このケースのように、手間がかかる相続手続を代行することも引き受けています。相続手続のためにはたくさんの古い戸籍を取り寄せる必要があり、それだけでもご自身で行うのは大変です。安心できる弁護士に手続を全て任せてスピーディに相続手続を行いたいときは、ご遠慮なくご依頼ください。