犯罪・刑事事件の解決事例
#後遺障害等級認定 . #慰謝料・損害賠償 . #人身事故

大腿骨頸部骨折により後遺障害8級を獲得し、約2500万円で解決した事例

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安藤 裕通 弁護士が解決
所属事務所足立とねり法律会計事務所
所在地東京都 足立区

この事例の依頼主

60代 女性

相談前の状況

駐車場を歩いていたところ、後退してきた車に衝突され、大腿骨頸部を骨折しました。人工骨頭挿入置換手術なども行い、部屋もバリアフリーにするためにリフォームをしました。生活に色々支障も生じ、相手方保険会社からはきちんと損害賠償してほしいので、相談しました。

解決への流れ

弁護士の先生が「きちんと支払ってもらうべきなので、裁判にしましょう」と言ってくれたので裁判を起こしてもらうことにしました。そして先生の指示に従い、通っていた複数の病院で診断書をもらったり、介護してもらうのに必要な領収書を集めたり、リフォームした部屋の写真を撮るなどしました。結果的に予想以上の金額をもらうことができ、治療やリハビリに専念出来、生活に不安も残らず、大変助かりました。

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安藤 裕通 弁護士からのコメント

ケガの症状が重いので、まずはきちんと治療してもらった後に後遺障害診断書をもらってきてもらいました。当初通っていた病院では、きちんとした診断書を出してもらえなかったため、別の病院で診断書をもらうよう手配してもらいました。後遺障害の程度も重篤であったため、後遺障害の等級認定を相手方保険会社に任せることなく、こちらから自賠責の被害者請求をしました。依頼者と協力して資料を集めた結果、当初予想していた10級ではなく8級を獲得することができましたが、保険会社と折り合いがつかず,裁判を起こしました。提訴後の裁判官を交えた和解交渉では、事故後の生活の不便など粘り強く説明することで裁判官にこちらの被害状況を理解・共感してもらうことが出来たため、裁判官から相手の保険会社に対し、比較的こちらに有利な金額での和解勧告をしてもらい、結果として、自賠責の819万を含めて約2500万円で和解することできました。